2009年08月17日

米陸軍歩兵私物のフライトジャケット

 どうも。ビッキー池田です。今回は陸軍の歩兵科士官の私物の民生品フライトジャケットを紹介します。

 空軍と同様に陸軍のエアクルーやパイロットはL-2BフライトジャケットやMA-1フライトジャケットを使用していました。それらの支給品とは別に私物で民生品のフライトジャケットをPXなどで購入する将兵も居たようで、今回紹介するものは陸軍のパイロットやエアクルーではなく、歩兵科少尉が私物で使用していたフライトジャケットです。

米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
 デザインとしてはL-2BのEタイプもしくはFタイプ初期型とほぼ同型でしょうか。ライニングがオレンジ色で、肩エポレット、ポケットフラップ、ストームフラップの3点が付いているのがL-2BのEタイプとFタイプ初期型の特徴です。

米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
 ジッパーの形状が官給品のL-2Bと違います。フロントジッパーはIDEAL、ポケットのジッパーはTALONのものです。また、官給品のL-2Bとの違いとしては他に背中側上部の2本の縫い目が省略されています。

米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
 左のポケット内のラベルです。I.SPIEWAK & SONS社のブランドであるGolden Fleeceのロゴが描かれています。

米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
 右のポケット内のラベルです。NAMEのところにJ.M.WALKERとあり、ネームテープの名前と一致します。ADRESSのところの書き込みは判読不能です。

米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
 徽章は少尉階級章以外官給品のようです。右腕のRANGERタブ、AIRBORNEタブ、第101空挺師団SSIはカットエッジタイプで、左腕のAIRBORNEタブと第82空挺師団SSIはメロウエッジタイプになります。また、左胸にはベーシックの降下章と共にCIBがあることから、兵科は歩兵科だったことが分かります。

米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
米陸軍歩兵私物のフライトジャケット
 少尉階級章は自作したもののようです。黒色の生地の上から白色の生地を縫いつけ、白色の生地を金色に塗った感じでしょうか。


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Posted by ビッキー池田  at 01:48 │Comments(0)衣類

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