2009年12月13日
米軍T54-4テストサンプルブッシュジャケット
こんばんは。ビッキー池田です。前回のT53-1ジャケットに続いて、今回は試作品のT54-4ジャケットについて紹介します。
詳細は不明ですが、このT54-4もT53-1と同様に1952年から1955年にかけて米陸軍が試作した熱帯用戦闘服の1つだと思います。
生地はコットンサテンですが、スタイルとしてはT53-1とほぼ同型です。
背中のベルトループの数がT53-1より多いですが、おそらく自分のT53-1のベルトループが1つ欠損しているだけかと思います。
襟のところのサイズラベルとストラップです。
T53-1ではラベルが襟のところの1枚だけでしたが、T54-4では裾にもラベルが付いています。写真のとおりT54‐2と本来は書かれていたのをT54-4と直していますが、モデル名が変わったのかミスプリントを直したのかは不明です。そして、ベルトやドローコードについての記述があります。
裾のドローコード穴です。ドローコード自体は欠損しています。T53-1ではドローコード穴の近くに小さなストラップがありましたが、T54-4にはそれがありません。
また、T53-1(写真上側)とはボタンの色が違います。
T53-1、T54-4ともにドローコードとベルトが欠損していましたが、欠損していたのは試験中に不要と判断されて取り除かれたからかもしれません。ドローコードとベルトが残った完璧な状態のものも欲しいですが、おそらく無理かと思います・・・。
こちらの記事も参考にどうぞ。
米軍T53-1テストサンプルライトウェイトジャケット
米軍ライトウェイトジャケット&トラウザーズ
詳細は不明ですが、このT54-4もT53-1と同様に1952年から1955年にかけて米陸軍が試作した熱帯用戦闘服の1つだと思います。
生地はコットンサテンですが、スタイルとしてはT53-1とほぼ同型です。
背中のベルトループの数がT53-1より多いですが、おそらく自分のT53-1のベルトループが1つ欠損しているだけかと思います。
襟のところのサイズラベルとストラップです。
T53-1ではラベルが襟のところの1枚だけでしたが、T54-4では裾にもラベルが付いています。写真のとおりT54‐2と本来は書かれていたのをT54-4と直していますが、モデル名が変わったのかミスプリントを直したのかは不明です。そして、ベルトやドローコードについての記述があります。
裾のドローコード穴です。ドローコード自体は欠損しています。T53-1ではドローコード穴の近くに小さなストラップがありましたが、T54-4にはそれがありません。
また、T53-1(写真上側)とはボタンの色が違います。
T53-1、T54-4ともにドローコードとベルトが欠損していましたが、欠損していたのは試験中に不要と判断されて取り除かれたからかもしれません。ドローコードとベルトが残った完璧な状態のものも欲しいですが、おそらく無理かと思います・・・。
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米軍ライトウェイトジャケット&トラウザーズ
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そうですね。テストの結果採用されませんでしたが、50年代に試作されたT53-1やT54-4が採用されていたらジャングルファティーグは採用されなかったかもしれません。
採用されていたとしたら、コットンサテン生地のT54-4ではなくコットンポプリン生地のT53-1の方だと思います。いずれにせよ、採用されていたら、このタイプのジャケットが改良されていって、ボタンがむき出しじゃなくなったり、肩エポレットが消えたり、リップストップ生地になっていったのではないでしょうか。そして、ERDLリーフジャケットもこの形状で作られることになったのではないかと思います。