楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2010年08月07日
米軍M1936ピストルベルトのバリエーション(特殊タイプ)
こんばんは。ビッキー池田です。今回はアメリカ軍のM1936ピストルベルトのバリエーションで特殊なタイプを紹介します。M1936ピストルベルトの特殊なバリエーションとしてはブリティッシュメイド品もあげられますが、ブリティッシュメイドの装備品はまた別の機会に紹介予定です。

こちらの写真の1番上のものが一般的なM1936ピストルベルトで、他の3つがあまり見かけない特殊なタイプです。ちなみに一般的なM1936ピストルベルトにも色やバックルが違うバリエーションが複数ありますが、そちらについてはまたの機会に紹介しようと思います。なお、この写真で1番上のM1936ピストルベルトは色がOD(OD SHADE #7)で、鋳造バックルを使用したものです。
それでは、それぞれの特徴を見ていきます。

このタイプはどこが特徴かといいますと・・・。

普通のM1936ピストルベルト(写真上側)とは生地が違います。一般的なM1936ピストルベルトの生地はM1923ピストルベルトや初期のM1956ピストルベルトのように横折りの生地ですが、写真下側のタイプはそうではありません。詳しくは分かりませんが、M1936ピストルベルト以外の装備品に使用されていたカーキ(OD SHADE #3)の生地もしくは英軍のP37装備の生地を使っているものと思われます。よって、横折りの生地が足りなくてあり合わせの生地で作られたものか、ブリティッシュメイド品の一種ということになります。今回紹介のタイプは鋳造バックルのモデルですが、もしかするとワイヤーバックルのものもあるかもしれません。
ちなみにこのタイプはあるベトナム戦争軍装ガイド本で軍事顧問装備を再現した写真において使用されています。しかし、実際にベトナム戦争でこのタイプのM1936ピストルベルトが使用されていたわけではなく、たまたま撮影に使われたM1936ピストルベルトがこのタイプだったのではないでしょうか。

こちらのタイプはM1961ピストルベルトのバリエーションとする説もあるタイプです。しかしながら、この写真のもののようにこのタイプにはカーキ色のものがあることや第二次世界大戦中の年号のスタンプが入ったものが確認されているので、このタイプはM1936ピストルベルトのバリエーションと考えるべきかと思います、

海兵隊のM1961ピストルベルト(写真下側)のようにスナップボタンが多数ついていますが、スナップボタンの種類とスナップボタンが付いている間隔がM1961とは違います。

一般的なM1936ピストルベルト(写真上側)とスナップボタンの種類は同じで、使用されているバックルや裁断などスナップボタンの数以外の特徴は一般的なM1936ピストルベルトと同じです。
最後のタイプはもはやM1936ピストルベルトと呼んで良いかどうか微妙な代物ですが・・・。

スナップボタンが無く、アイレット(ハトメ)が2列しかありません。しかも上の段のハトメの位置と下の段のハトメの位置が少しずつずれています。


一般的なM1936ピストルベルト(写真上側)との共通点の方が少ないくらいです。バックルの種類が違いますが、おそらくM1923ピストルベルトのバックルと同型だと思います。



ベルト部分の端っこの作りも違うほか、サイズ調整のためにアイレットに引っ掛けるフックもありません。

生地は今回最初に紹介したもの(写真上側)と同じM1936ピストルベルト以外の装備品に使用されていたカーキの生地もしくは英軍のP37装備の生地です。このタイプはブリティッシュメイドの1種とも言われていますが、色々と簡素な作りなので量産用の簡略品の試作型という説もあります。

スタンプの位置もかわっています。通常はUSのスタンプはベルト表側のスナップボタンの近くにあり、年号やメーカーのスタンプはベルト裏側にありますが、こちらのものは両方がベルト表側の中央部(バックルを前であわせた場合真後ろにくる位置)にありました。
こちらの写真の1番上のものが一般的なM1936ピストルベルトで、他の3つがあまり見かけない特殊なタイプです。ちなみに一般的なM1936ピストルベルトにも色やバックルが違うバリエーションが複数ありますが、そちらについてはまたの機会に紹介しようと思います。なお、この写真で1番上のM1936ピストルベルトは色がOD(OD SHADE #7)で、鋳造バックルを使用したものです。
それでは、それぞれの特徴を見ていきます。
このタイプはどこが特徴かといいますと・・・。
普通のM1936ピストルベルト(写真上側)とは生地が違います。一般的なM1936ピストルベルトの生地はM1923ピストルベルトや初期のM1956ピストルベルトのように横折りの生地ですが、写真下側のタイプはそうではありません。詳しくは分かりませんが、M1936ピストルベルト以外の装備品に使用されていたカーキ(OD SHADE #3)の生地もしくは英軍のP37装備の生地を使っているものと思われます。よって、横折りの生地が足りなくてあり合わせの生地で作られたものか、ブリティッシュメイド品の一種ということになります。今回紹介のタイプは鋳造バックルのモデルですが、もしかするとワイヤーバックルのものもあるかもしれません。
ちなみにこのタイプはあるベトナム戦争軍装ガイド本で軍事顧問装備を再現した写真において使用されています。しかし、実際にベトナム戦争でこのタイプのM1936ピストルベルトが使用されていたわけではなく、たまたま撮影に使われたM1936ピストルベルトがこのタイプだったのではないでしょうか。
こちらのタイプはM1961ピストルベルトのバリエーションとする説もあるタイプです。しかしながら、この写真のもののようにこのタイプにはカーキ色のものがあることや第二次世界大戦中の年号のスタンプが入ったものが確認されているので、このタイプはM1936ピストルベルトのバリエーションと考えるべきかと思います、
海兵隊のM1961ピストルベルト(写真下側)のようにスナップボタンが多数ついていますが、スナップボタンの種類とスナップボタンが付いている間隔がM1961とは違います。
一般的なM1936ピストルベルト(写真上側)とスナップボタンの種類は同じで、使用されているバックルや裁断などスナップボタンの数以外の特徴は一般的なM1936ピストルベルトと同じです。
最後のタイプはもはやM1936ピストルベルトと呼んで良いかどうか微妙な代物ですが・・・。
スナップボタンが無く、アイレット(ハトメ)が2列しかありません。しかも上の段のハトメの位置と下の段のハトメの位置が少しずつずれています。
一般的なM1936ピストルベルト(写真上側)との共通点の方が少ないくらいです。バックルの種類が違いますが、おそらくM1923ピストルベルトのバックルと同型だと思います。
ベルト部分の端っこの作りも違うほか、サイズ調整のためにアイレットに引っ掛けるフックもありません。
生地は今回最初に紹介したもの(写真上側)と同じM1936ピストルベルト以外の装備品に使用されていたカーキの生地もしくは英軍のP37装備の生地です。このタイプはブリティッシュメイドの1種とも言われていますが、色々と簡素な作りなので量産用の簡略品の試作型という説もあります。
スタンプの位置もかわっています。通常はUSのスタンプはベルト表側のスナップボタンの近くにあり、年号やメーカーのスタンプはベルト裏側にありますが、こちらのものは両方がベルト表側の中央部(バックルを前であわせた場合真後ろにくる位置)にありました。
