2010年07月18日
米軍フルパッチ品タイガーストライプ迷彩ジャケット
こんばんは。ビッキー池田です。今回はアメリカ軍のフルパッチのタイガーストライプ迷彩のジャケットを紹介します。

右の第5特殊部隊群の隊員は左胸ポケットにMIKE FORCEのC-4(IV Corps)のパッチを付けているほか、フルカラーの降下章とCIB(Combat Infantry Badge : 戦闘歩兵章)を付けているようです。おそらくネームテープとMIKE FORCEテープも付いていると思います。ベトナム人のMIKE FORCE隊員に空挺降下訓練をさせているところでしょうか。2人とも着用している戦闘服はTadpoleパターン系のタイガーストライプ迷彩だと思いますが、正確にどのパターンかは分かりません。
過去に掲載したタイガーストライプ迷彩の帽子の記事に使用した写真のアメリカ人もそうでしたが、マイクフォースではアメリカ人隊員もベトナム人隊員もタイガーストライプ迷彩の戦闘服にパッチを取り付けていることが結構多いです。
MIKE FORCE以外にパッチ付きのタイガーストライプ迷彩の使用例が多いのは南ベトナム軍海兵隊(Thủy Quân Lục Chiế : TQLC)で、南ベトナム軍海兵隊に派遣された米軍軍事顧問もよくパッチ付きのタイガーストライプ迷彩の戦闘服を着用しています。

この軍事顧問は南ベトナム軍海兵隊のSSI、南ベトナム海軍・海軍の少佐階級章、サブデュードタイプの降下章、U.S. MARINESテープ、ネームテープを取り付けているようです。U.S. MARINESテープはODの生地に黒い文字のタイプ、ネームテープは青い生地に白い文字のタイプと思われます。その他には確認できませんが、右胸ポケットにも南ベトナム軍海兵隊の部隊章を付けているかもしれません。また、同様に確認できませんが、襟には米軍の少佐階級章を付けている可能性があります。着用している戦闘服の迷彩パターンはVietnamese Marines Sparse Pattern(VMSパターン)もしくはVietnamese Marines Dense Pattern(VMDパターン)かと思われますが、この写真では判断できません。
MIKE FORCEと南ベトナム軍海兵隊以外となると一気に使用例が減りますが、その他の部隊でも時折パッチ付きのタイガーストライプ迷彩を確認できます。

この第199歩兵旅団(第199軽歩兵旅団)のLRRP(Long Range Reconnaisance)隊員はベースボールキャップとタイガーストライプ迷彩の戦闘服の襟にサブデュードタイプの黒色の二等軍曹金属製階級章を取り付けています。その他にも戦闘服にはネームテープ、U.S. ARMYテープ、CIB、第199歩兵旅団のSSI、LONG RANGE PATROLと書かれたスクロール型パッチが付いており、CIBが付いていることから右腕にもSSIが付けられているかもしれません。第199歩兵旅団のSSIとその上のLONG RANGE PATROLのパッチから、第71LRP歩兵分遣隊(71st Infantry Detachment (LRP))もしくは第51LRP歩兵F中隊(Co.F,51st Infantry (LRP))の所属のはずです。
また、彼が着ているタイガーストライプ迷彩の戦闘服の迷彩パターンはLate War, Heavyweight Dense Pattern(LHDパターン)もしくはLate War, Midweight Dense Pattern(LMDパターン)もしくはLate War, Lightweight Dense Pattern(LLDパターン)のいずれかと思われます。この3種類のパターンは迷彩パターンがまったく同じなので、当時の写真で判別することは大変困難です。
今回自分が紹介するものもLHDパターン、LMDパターン、LLDパターンのいずれかと思われます。


2ボタン式の胸ポケットが2つで、全てのボタンがむき出しという一般的なスタイルのタイガーストライプパターンのジャケットです。迷彩パターンはLHDパターン、LMDパターン、LLDパターンのいずれかなのですが、上記のようにこの3種類は迷彩パターンが共通になっています。この3種類のパターンの違いは色合いと生地の重量なのですが、比較対象となる服を持ち合わせていないので、どのパターンになるのか自分には判断できません。
なお、Late War Dense系のタイガーストライプパターンはその名のとおりベトナム戦争後期の1969年頃に登場したパターンで、韓国で生産されていたとされています。

左袖にはサブデュードタイプでカットエッジの第9歩兵師団)のSSIと4等特技兵のシェブロン(Specialist 4 : E4)とコットン製のU.S. ARMYテープが縫い付けられています。第9歩兵師団は1966年から1969年までメコンデルタ地帯で活動していたので、その時期に使用されてたものと思われます。

右袖に同じくサブデュードタイプでカットエッジの第1通信旅団(1st Signal Brigade)のSSIと4等特技兵のシェブロンが縫い付けられています。第1通信旅団1966年に南ベトナムで創設された部隊で、当然ながらベトナム戦争以前の戦争には参加していません。なお、この第1通信旅団SSIはローカルメイド品です。よって、このタイガーストライプパターンのジャケットの着用者は第1通信旅団所属時にベトナム戦争を経験し、その後に第9歩兵師団でもベトナム戦争を経験したものと思われます。

襟の部分のサイズスタンプはU.S. Sサイズとなっています。時折テーラーのラベルなどが付いたタイガーストライプパターンの戦闘服もありますが、このジャケットには他にスタンプやラベルはありません。

右の第5特殊部隊群の隊員は左胸ポケットにMIKE FORCEのC-4(IV Corps)のパッチを付けているほか、フルカラーの降下章とCIB(Combat Infantry Badge : 戦闘歩兵章)を付けているようです。おそらくネームテープとMIKE FORCEテープも付いていると思います。ベトナム人のMIKE FORCE隊員に空挺降下訓練をさせているところでしょうか。2人とも着用している戦闘服はTadpoleパターン系のタイガーストライプ迷彩だと思いますが、正確にどのパターンかは分かりません。
過去に掲載したタイガーストライプ迷彩の帽子の記事に使用した写真のアメリカ人もそうでしたが、マイクフォースではアメリカ人隊員もベトナム人隊員もタイガーストライプ迷彩の戦闘服にパッチを取り付けていることが結構多いです。
MIKE FORCE以外にパッチ付きのタイガーストライプ迷彩の使用例が多いのは南ベトナム軍海兵隊(Thủy Quân Lục Chiế : TQLC)で、南ベトナム軍海兵隊に派遣された米軍軍事顧問もよくパッチ付きのタイガーストライプ迷彩の戦闘服を着用しています。

この軍事顧問は南ベトナム軍海兵隊のSSI、南ベトナム海軍・海軍の少佐階級章、サブデュードタイプの降下章、U.S. MARINESテープ、ネームテープを取り付けているようです。U.S. MARINESテープはODの生地に黒い文字のタイプ、ネームテープは青い生地に白い文字のタイプと思われます。その他には確認できませんが、右胸ポケットにも南ベトナム軍海兵隊の部隊章を付けているかもしれません。また、同様に確認できませんが、襟には米軍の少佐階級章を付けている可能性があります。着用している戦闘服の迷彩パターンはVietnamese Marines Sparse Pattern(VMSパターン)もしくはVietnamese Marines Dense Pattern(VMDパターン)かと思われますが、この写真では判断できません。
MIKE FORCEと南ベトナム軍海兵隊以外となると一気に使用例が減りますが、その他の部隊でも時折パッチ付きのタイガーストライプ迷彩を確認できます。

この第199歩兵旅団(第199軽歩兵旅団)のLRRP(Long Range Reconnaisance)隊員はベースボールキャップとタイガーストライプ迷彩の戦闘服の襟にサブデュードタイプの黒色の二等軍曹金属製階級章を取り付けています。その他にも戦闘服にはネームテープ、U.S. ARMYテープ、CIB、第199歩兵旅団のSSI、LONG RANGE PATROLと書かれたスクロール型パッチが付いており、CIBが付いていることから右腕にもSSIが付けられているかもしれません。第199歩兵旅団のSSIとその上のLONG RANGE PATROLのパッチから、第71LRP歩兵分遣隊(71st Infantry Detachment (LRP))もしくは第51LRP歩兵F中隊(Co.F,51st Infantry (LRP))の所属のはずです。
また、彼が着ているタイガーストライプ迷彩の戦闘服の迷彩パターンはLate War, Heavyweight Dense Pattern(LHDパターン)もしくはLate War, Midweight Dense Pattern(LMDパターン)もしくはLate War, Lightweight Dense Pattern(LLDパターン)のいずれかと思われます。この3種類のパターンは迷彩パターンがまったく同じなので、当時の写真で判別することは大変困難です。
今回自分が紹介するものもLHDパターン、LMDパターン、LLDパターンのいずれかと思われます。
2ボタン式の胸ポケットが2つで、全てのボタンがむき出しという一般的なスタイルのタイガーストライプパターンのジャケットです。迷彩パターンはLHDパターン、LMDパターン、LLDパターンのいずれかなのですが、上記のようにこの3種類は迷彩パターンが共通になっています。この3種類のパターンの違いは色合いと生地の重量なのですが、比較対象となる服を持ち合わせていないので、どのパターンになるのか自分には判断できません。
なお、Late War Dense系のタイガーストライプパターンはその名のとおりベトナム戦争後期の1969年頃に登場したパターンで、韓国で生産されていたとされています。
左袖にはサブデュードタイプでカットエッジの第9歩兵師団)のSSIと4等特技兵のシェブロン(Specialist 4 : E4)とコットン製のU.S. ARMYテープが縫い付けられています。第9歩兵師団は1966年から1969年までメコンデルタ地帯で活動していたので、その時期に使用されてたものと思われます。
右袖に同じくサブデュードタイプでカットエッジの第1通信旅団(1st Signal Brigade)のSSIと4等特技兵のシェブロンが縫い付けられています。第1通信旅団1966年に南ベトナムで創設された部隊で、当然ながらベトナム戦争以前の戦争には参加していません。なお、この第1通信旅団SSIはローカルメイド品です。よって、このタイガーストライプパターンのジャケットの着用者は第1通信旅団所属時にベトナム戦争を経験し、その後に第9歩兵師団でもベトナム戦争を経験したものと思われます。
襟の部分のサイズスタンプはU.S. Sサイズとなっています。時折テーラーのラベルなどが付いたタイガーストライプパターンの戦闘服もありますが、このジャケットには他にスタンプやラベルはありません。

米陸軍特殊部隊群パッチ付きリーフ迷彩ジャケット
米陸軍特殊部隊群パッチ付きジャングルファティーグ
米陸軍特殊部隊群パッチ付きユーティリティシャツ
米陸軍特殊部隊群パッチ付きヌードルパターン迷彩ジャケット
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http://www.militaryphotos.net/forums/showthread.php?76208-S-Korean-Army-Special-Warfare-Command
こちらは海兵隊仕様のタイガーです。ベトナム戦用とは書いてありませんが、官給品とのことです。
http://devgru.hihome.com/MCUniform.html
どういった所以のものなのかお教え頂けたら幸いです。
先にコメントさせて頂いたの下の方のURLは上手く貼れませんでした。
すみませんでした。
2つ目のHPは自分も前々から見ておりました。海軍・海兵隊官給品となっているタイガーストライプのジャケットがありますが、これについてはよく分かりません。形は確かに韓国軍海兵隊のユーティリティシャツやダックハンターのジャケットと同型ですが・・・。
これが官給品だと紹介している書籍などがあるのかもしれませんが、私見では形が韓国軍海兵隊型だからといっても韓国軍官給品とは限らないと思います。米海兵隊のP53ユーティリティシャツともほぼ同型ですし。
自分ではよくわからないので、リンク集にもある「越南戦派遣韓国軍」さんの方で聞いておきますね。
タイガーストライプにはパッチは一切付けないイメージがあるのでこのような写真は貴重な気がします!
解りましたらで結構です。ありがとうございました。
上記のようにMIKE FORCEと海兵隊の軍事顧問はパッチ付きのタイガーストライプを比較的多く使用しています。それ以外の部隊ではあまり多くありません。
>かめ氏
いえいえ、明確にお答えできずこちらこそ申し訳ありません。ご回答を得られたらこちらの方に書き込んでおきます。
韓国軍官給品のタイガーストライプは存在するとのことでした!官給品には官給品と分かるスタンプが入っていたそうで、そのスタンプの画像もご用意してくださるとのことです。また画像の方を確認しましたら、こちらでご連絡致します。
官給品が存在するのには驚きました。迷彩服の仕様を度々変更する韓国軍だからこそあり得るのかもしれませんね。まだまだ興味深いものが出てくる楽しみがあります。
お礼を申し上げるのが遅くなりまして申し訳ございません。
ありがとうございました。
Late Warパターンは韓国製とされています。なので、韓国軍も採用していたのかもしれません。もしかするとLate Warパターン以外のタイガーストライプでも韓国軍の官給品が存在するかもしれませんね。例えば、USMCパターンも韓国製なので、USMCパターンの韓国軍官給品もあるかもしれません。
自分でお力になれるかどうかわかりませんが、また何かあればお聞きください。
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