2010年03月20日
リーフパターンの帽子(ローカルメイド、民生品等)
こんばんは。ビッキー池田です。今回はベトナム戦争時から1980年代初期頃までに作られたと思われるローカルメイドや民生品のリーフ迷彩の帽子について紹介します。
1960年代中期頃に南ベトナム軍ではパステルリーフ(ARVNレンジャーパターンとも呼ばれます)と呼ばれる迷彩が採用され、南ベトナム軍全軍共通の略帽である八角帽型のキャップ帽が採用されました。一方、1967年に米軍でリーフ迷彩のERDL(Engineer Research and Development Laboratory)戦闘服が採用され、その際にリーフ迷彩のブーニーハットが採用されます。米軍と南ベトナム軍でそれぞれリーフ迷彩は採用され、帽子も官給品で作られていたのですが、リーフ迷彩生地を使ったローカルメイドの帽子も官給品と共に使用されていました。
1968年3月のSEALsの写真で、ローカルメイドのリーフパターン(南ベトナム軍の初期のリーフパターンでしょうか)のベレーを被っています。彼が着ているタイガーストライプ迷彩のジャケットはTadpole Denceパターンでしょうか。
第101空挺師団のLRRPもしくはレンジャー隊員(パッチからして第58LRP F中隊でしょうか)の三等軍曹です。サブデュードの降下章(ベーシック)を縫い付けたローカルメイド品と思われるグリーンリーフパターンのブーニーハットを被っています。
グリーンベレーとモンタニヤードでしょうか。左のモンタニヤードらしいアジア人がローカルメイド品と思われるグリーンリーフパターンのベースボールキャップをかぶっています。
海兵隊のスナイパーです。2人ともローカルメイド品と思われるリーフパターンの八角帽を着用しています。米海兵隊と米海軍において八角帽は標準的な略帽でしたが、1970年代後期までリーフパターンの八角帽は官給品で存在しなかった上に生産数が少なかったようです。
1969年に撮影された写真です。南ベトナム軍の官給品かローカルメイド品かは分かりませんが、空挺部隊の軍事顧問(U.S. AIRBORNE ADVISOR, TEAM 162)がマスターの米軍降下章を縫い付けたリーフパターンの八角帽をかぶっています。右の南ベトナム軍中佐は南ベトナム軍降下章と階級章が付いたローカルメイドのベースボールキャップ型を使用しているようです。
さて、今回は自分のコレクションの八角帽2個とブーニーハット1個を紹介します。
こちらのローカルメイド品の八角帽には米軍のリップストップのグリーンリーフ生地が使用されています。米軍官給品の八角帽とは違い、側面に通気用のアイレット(ハトメの穴)がありません。また、どういうわけか内側には赤いナイロン製の生地が使われています。
続いて、もう1個の八角帽となります。こちらはノンリップのグリーンリーフ風の生地で作られた民生品です。海兵隊のマークが入っています。
PROPPER社製の民生品となります。ラベルにはOG-107とありますが、どう見ても色はOG-107ではありません。単純に米軍官給品のODの帽子の名称を真似ただけと思われます。推測ですが、この八角帽は1970年代から1980年代頃に海兵隊向けに作られて、PXなどで販売されていたのではないでしょうか。
最後にローカルメイド品と思われるブーニーハットです。アジア製と思われるリーフ系の迷彩生地が使われています。
ODのブーニーハットの名称を真似たのか、それとも本来はインセクトネットが付属していたのかは分かりませんが、名称が「HAT AND INSECT NET CAMOUFLAGE PATTERN 1 EACH TYPE II」となっています。コントラクトナンバーも書かれていますが、明らかに米軍官給品ではありません。
以下の記事も参考にどうぞ。
OD色の帽子(ローカルメイド、民生品等)
ダックハンターパターンの帽子(ローカルメイド、民生品等)
タイガーストライプパターンの帽子(ローカルメイド、民生品等)
米軍ERDLグリーンリーフジャケット改造品
1960年代中期頃に南ベトナム軍ではパステルリーフ(ARVNレンジャーパターンとも呼ばれます)と呼ばれる迷彩が採用され、南ベトナム軍全軍共通の略帽である八角帽型のキャップ帽が採用されました。一方、1967年に米軍でリーフ迷彩のERDL(Engineer Research and Development Laboratory)戦闘服が採用され、その際にリーフ迷彩のブーニーハットが採用されます。米軍と南ベトナム軍でそれぞれリーフ迷彩は採用され、帽子も官給品で作られていたのですが、リーフ迷彩生地を使ったローカルメイドの帽子も官給品と共に使用されていました。
1968年3月のSEALsの写真で、ローカルメイドのリーフパターン(南ベトナム軍の初期のリーフパターンでしょうか)のベレーを被っています。彼が着ているタイガーストライプ迷彩のジャケットはTadpole Denceパターンでしょうか。
第101空挺師団のLRRPもしくはレンジャー隊員(パッチからして第58LRP F中隊でしょうか)の三等軍曹です。サブデュードの降下章(ベーシック)を縫い付けたローカルメイド品と思われるグリーンリーフパターンのブーニーハットを被っています。
グリーンベレーとモンタニヤードでしょうか。左のモンタニヤードらしいアジア人がローカルメイド品と思われるグリーンリーフパターンのベースボールキャップをかぶっています。
海兵隊のスナイパーです。2人ともローカルメイド品と思われるリーフパターンの八角帽を着用しています。米海兵隊と米海軍において八角帽は標準的な略帽でしたが、1970年代後期までリーフパターンの八角帽は官給品で存在しなかった上に生産数が少なかったようです。
1969年に撮影された写真です。南ベトナム軍の官給品かローカルメイド品かは分かりませんが、空挺部隊の軍事顧問(U.S. AIRBORNE ADVISOR, TEAM 162)がマスターの米軍降下章を縫い付けたリーフパターンの八角帽をかぶっています。右の南ベトナム軍中佐は南ベトナム軍降下章と階級章が付いたローカルメイドのベースボールキャップ型を使用しているようです。
さて、今回は自分のコレクションの八角帽2個とブーニーハット1個を紹介します。
こちらのローカルメイド品の八角帽には米軍のリップストップのグリーンリーフ生地が使用されています。米軍官給品の八角帽とは違い、側面に通気用のアイレット(ハトメの穴)がありません。また、どういうわけか内側には赤いナイロン製の生地が使われています。
続いて、もう1個の八角帽となります。こちらはノンリップのグリーンリーフ風の生地で作られた民生品です。海兵隊のマークが入っています。
PROPPER社製の民生品となります。ラベルにはOG-107とありますが、どう見ても色はOG-107ではありません。単純に米軍官給品のODの帽子の名称を真似ただけと思われます。推測ですが、この八角帽は1970年代から1980年代頃に海兵隊向けに作られて、PXなどで販売されていたのではないでしょうか。
最後にローカルメイド品と思われるブーニーハットです。アジア製と思われるリーフ系の迷彩生地が使われています。
ODのブーニーハットの名称を真似たのか、それとも本来はインセクトネットが付属していたのかは分かりませんが、名称が「HAT AND INSECT NET CAMOUFLAGE PATTERN 1 EACH TYPE II」となっています。コントラクトナンバーも書かれていますが、明らかに米軍官給品ではありません。
以下の記事も参考にどうぞ。
OD色の帽子(ローカルメイド、民生品等)
ダックハンターパターンの帽子(ローカルメイド、民生品等)
タイガーストライプパターンの帽子(ローカルメイド、民生品等)
米軍ERDLグリーンリーフジャケット改造品
米陸軍特殊部隊群用グリーンベレー(ベトナム戦争時)
南ベトナム軍レンジャー部隊のマルーンベレー
米軍M1941ウールニットキャップ(ジープキャップ)
リーフパターンの帽子(ローカルメイド、民生品等)その2
ダックハンター迷彩の帽子(ローカルメイド、民生品等) その2
米軍ブロックパターンのスーベニアハット
南ベトナム軍レンジャー部隊のマルーンベレー
米軍M1941ウールニットキャップ(ジープキャップ)
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ダックハンター迷彩の帽子(ローカルメイド、民生品等) その2
米軍ブロックパターンのスーベニアハット
なんだかんだで上下揃わないと嫌なんですよねー!!しかも自分のサイズで買わないと嫌なので中々難しいです・・・
ジャケットはそうでもありませんが、ジャングルファティーグのトラウザーズはかなり数が少なくなっています。それでも、最終型(リップストップ生地モデル)であればヤフーオークションをチェックしていれば、入手できるのではないでしょうか。しかし、サイズにこだわるとどうでしょうね~。履けるなら、1サイズ違っても我慢するというのも手かもしれません。ます。それでも、最終型(リップストップ生地モデル)であればヤフーオークションをチェックしていれば、入手できるのではないでしょうか。しかし、サイズにこだわるとどうでしょうね~。履けるなら、1サイズ違っても我慢するというのも手かもしれません。